ダイエット中の間違った憧れ、正しい憧れ
ボンジュール🤗
元美容部員でダイエット歴30年、メンタルチェンジで太るのを止めたマチルダが、痩せる思考方法を今日もパリから発信していきます。
皆さんはダイエットを頑張っている時に、痩せている人や雑誌などでモデルさんを見て、私もこんな風になりたいと思った事はありませんか?
私はダイエットを始めた頃、痩せたらこんな服を着てあそこのお店で食事をしたら楽しいだろうなぁとか、こんなメイクをしたら素敵などと思ったことがあります。
実際に痩せてからその憧れを実行してみると、思ったほど感動することもなく、むしろこんなものだったのかとがっかりした事がありました。
せっかく痩せて夢を叶えたのに、予想外の現実に遭遇したのでは、ちょっともったいない気がします。
そこで、どんな憧れを持てば今からダイエットに成功した後も楽しいのか考えていきましょう。
私が失敗した原因は、いつもイメージしていたのが憧れの芸能人だった事です。
こんな風になりたいと憧れたところまでは良かったのですが、実際問題として私とその方のスタイルが違い過ぎました。
メイクや髪型ならば、少しは近づけられると思うのです。
しかし私は彼女のように細いパンツをカッコよく履きこなしたかった。
痩せたところで私の足は長くないし、ヒップラインが綺麗に出なかったのです。
トマトがイチゴになりたいと思っても、そもそも別物くらいな違いがありました。
このショックは大きくて、せっかく細くなっても叶わない事があるのだと思い知らされたのです。
あくまでもスリムな自分になるのであり、他人になれるわけではありません。
分かったつもりでいても、他の誰かが痩せた自分のイメージと重なっていて、痩せた自分がイメージできていないならば要注意です。
もう一つは、痩せるとか軽くなる事ばかりに意識が行き過ぎて、実際にそれ叶った後に我にかえってショックを受けました。
ストイックな人が落ち入りやすいと思うのですが、常にスリムになる事が人生の最重要項目になりやすく、他の事に意識がいかなくなっていたら要注意です。
実際に思い通りのスタイルになって好きな服を着たところで、自分の気持ちが上がるだけでそれ以外は変わりません。
痩せても骨格は変わらないので美人になる事はなく、頭が良くなるはずもなく、稼げるようになるワケでもありません。
モテるようにならないし、人付き合いは相変わらずです。
細い体型になる事以外にも、人生において自分を変えた方がいい事はあると、痩せて初めて気がつきました。
細くなるだけで幸せなら良いのですが、そうでなければ痩身だけに集中しないで、他の事も同時進行していくと、後で時間をムダにしたと後悔しなくて済みます。
自分が痩せようと努力している間に、他人はそれ以外のもっと価値ある事を見つけて努力しています。
スリムな身体はただの道具に過ぎません。
それを維持することは、生活の一部になるので長期戦です。
痩せて何をするのか、何がしたいのか、特になくてもいいのですが、痩せだからといって幸せになれるワケではない事は知っておいたほうがよいかもしれません。
細いあなたは気分がよく過ごせます。
そのあなたが次に目指す事は何ですか?
それを今から始めてみませんか?
より素敵なあなたを目指して下さいね。